興除新田開発200年記念演劇『黄金のあしあと -kojo frontier spirits-』出演者・ボランティアスタッフ募集

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1823年の興除新田開発から200年-
岡山市の南に位置する「興除地区」といえば一面に広がる田んぼと、その脇を流れる用水路。
実りの秋には黄金色の穂が揺れるこの風景は自然に存在していたわけではなく、人の手で作られたもの。

 

江戸時代後期、食糧不足などの問題を解決するため、岡山藩直轄事業として始まった、浅瀬を利用した干拓と新田開発事業
水の確保や土地の境界線など、さまざまな問題が立ちはだかり、水をせき止めるための堤防づくりは困難をきわめた。
これらの難問は、誰がどうやって解決したのか。

堤防はどのように築かれたのか 地域の人たちは-

 

「岩崎利兵衛」という実在の人物と「白いキツネ」がカギを握る、興除新田のはじまりのものがたり。

*   *   *

意外と知られていない興除新田開発にまつわる出来事や「白いキツネ伝説」を演劇という形で表現。
大河ドラマにも負けない、笑いあり涙ありの人間ドラマです。


☆☆☆みなさまへのお願い☆☆☆

演劇へのご協賛・ご寄付も募集しております。
ぜひ、皆さまのご協力をお願いいたします。

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(下のチラシクリックでサポーター詳細が拡大します)

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①概 要

②参加申込はこちら

③参加にあたっての注意事項

④公演あらすじ

⑤監督/脚本/演出/主演

⑥興除新田開発200年記念プロジェクト

⑦興除新田開発のおはなし

⑧kojo-kojo(興除向上)委員会とは?

⑨感染症の拡大予防について

➉チラシ(拡大表示は画像をクリック)

 

 

 

①概 要

【公演日程】
・2023年12月2日(土)  〈昼の部〉14時開演 ※興除の子どもたち対象
 /〈夜の部〉18時開演
・2023年12月3日(日)  〈昼の部〉14時開演

【稽古日程】 
2023年7月~本番前日 ※公演直前にリハーサルあり。

【会 場】 
ゆるびの舎 文化ホール (岡山県都窪郡早島町前潟370-1)

【演劇参加費】 
無料  ※保険料のみ別途必要です。

【募集人数】
20名程度

【募集期間】
2023年4月1日(水)~5月12日(金) 

【主 催】
kojo-kojo(興除向上)委員会

【制作協力】
劇団歴史新大陸

【後 援】
岡山市、岡山市教育委員会、岡山南商工会、山陽新聞社、
興除新田開発200年記念事業実行委員会

【助 成】
公益財団法人福武教育文化振興財団

【出演者・応募条件】
・初心者歓迎。舞台や演劇、演技に興味があり、下記条件を満たす方。
 ①興除にゆかりのある方(興除在住・在学、興除出身等)、または興除の歴史に興味がある方
  ※年齢6歳以上~(2023年4月時点)。高校生以下は保護者の許可が必要。
  ※上記以外の方も、まずはご応募ください。

 ②興除での稽古に月2回以上参加できる方
  〈稽古会場〉 興除公民館 (岡山市南区中畦589-1)、興除神社(岡山市南区中畦26)ほか

 ③リハーサル・本番に参加できる方
  〈リハーサル〉  公演本番の直前の日程(現在未定)
  〈公 演〉  12月2日(土)、3日(日) (予定)  

 ④活動中の写真や映像、舞台映像の撮影に同意頂ける方
  主催団体の広報等に使用することがあります。

【ボランティアスタッフ募集について】
「お芝居に出るのは恥ずかしいけど、関わってみたい」、「お稽古には忙しくて行けそうにないけど、演劇には興味がある」、「舞台の裏がどうなっているのか見てみたい!」
・・・など、舞台裏でお手伝いをしていただける方を募集します。この言葉が目に留まった方、ぜひ一緒に演劇の裏側を見てみませんか?

・稽古や公演での様々な場面でのお手伝い(大道具、小道具の製作・建て込み、会場準備や公演当日の各種業務) 
・公演の稽古や公演当日、リハーサルなど、参加できるときでOK(事前に相談)。
・中学生以上。

【稽古日程】
・2023年7月~公演前日まで  〔7・8月〕月1~2回、 〔9~11月〕月4回 (予定)
※9月以降は、毎週土日のいずれかに、4~5時間程度稽古を行います
※上記日程の中で、演技稽古と特別プログラム(殺陣、歌、ダンス、小道具制作、衣装着付け等)を行います
※稽古の進み具合によっては、稽古日数を増やす可能性もあります

【稽古に必要なもの】
・浴衣、草履 (お持ちでない方はご相談ください。)

【申し込み後のスケジュール】 

《一次募集》
・令和5年5月12日(金):出演者一次募集締切
・5月20日(土):面談オーディション(場所・時間は後日メール等でお知らせします。)
・6月上旬:決定通知

《二次募集》
令和5年6月14日(水):出演者二次募集締切
・6月17日(土):面談オーディション(場所・時間は後日メール等でお知らせします。)
・6月下旬:決定通知

 

 

 

②参加申込はこちら

参加を希望する方は、いずれかの方法で申し込んでください。

◆参加申し込みフォーム(出演者・ボランティアスタッフ):(バナーをクリック)

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◆Eメールによる申込み:

「申込に必要な内容」を下記宛に送信してください(様式自由)。

〔申込に必要な内容〕

 ①名前・ふりがな  
 ②保護者氏名 (※参加者が小・中・高校生の場合)
 ③年齢  
 ④性別  
 ⑤住所(郵便番号も記載)  
 ⑥電話番号  
 ⑦職業 (※学生の場合は学年も記入)
 ⑧特技・好きなこと ⑨写真(上半身1枚、顔1枚)、➉応募動機や自己PR

 ※個人情報につきましては、本演劇の稽古等の運営・管理においてのみ活用させていただくこととし、他の目的で使用することは一切ありません。

〔申し込み・問い合わせ先〕

 kojo-kojo委員会 演劇事務局  担当:後藤
 E-mail: kojokojo1823@gmail.com   
 Tel: 050-3699-0113 (10:00~19:00 ※土日祝除く) 

 

 

 

③参加にあたっての注意事項

・稽古場、公演会場への交通費は自己負担となります。
・稽古や本番は動画、写真撮影し、広報として使用する場合がございます。

 

 

 

④公演あらすじ

江戸時代後期、食糧不足などの問題を解決するため、岡山藩直轄事業として始まった、浅瀬を利用した干拓と新田開発事業。
この世界有数の規模を誇る大干拓事業は、人々の夢や希望とは裏腹に、水の確保や土地の境界線、資金調達など
さまざまな問題が立ちはだかり、水をせき止めるための堤防づくりは困難をきわめた。

作っても作っても波にさらわれ流される堤防。
もはや自然には打ち勝つことはできないのか!?
「岩崎利兵衛」という実在の人物と「白いキツネ」がカギを握る、興除新田のはじまりのものがたり。

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⑤製作総指揮/脚本/演出/主演

後藤プロフィールのコピー.jpg ◆製作総指揮/演出/主演
 後藤 勝徳(劇団 歴史新大陸 局長)
 1978年生まれのB型。岡山県出身。大阪外国語大学卒。
 殺陣、居合、歴史小説、お酒を飲むことが好きで、趣味は料理。
 暇さえあれば名所旧跡をめぐる、ニッポン大好き人間だが、意外なことに大学時代の専攻は「英語」。
 ヒトも動物も、生き物全般をこよなく愛する44歳。
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◆脚本
 天沢 彰(劇団歴史新大陸)

 劇団創設以前から、後藤局長の良き相談役として旗揚げ公演からすべての作品を座付作家として盛り上げる。
 圧倒的なエンターテイメント性と遊び心を持つ脚本は、まさに後藤局長の演出感性と唯一無二のケミストリーを生み出し
 観劇するものを、無限の感動、爆笑、興奮の坩堝へと巻き込む。また小説家、ドラマ、映画の脚本家としても活躍中。
 コミック「乱」で連載中の『剣客商売』、現在発売中の小説『世直し若さま 松平小五郎』シリーズが人気を博している。

 

 

 

 

⑥興除新田開発200年記念プロジェクト

 岡山市南区の興除学区において、2023年の興除新田開発200年に向けて「興除新田開発200年記念事業実行委員会」を立ち上げ、各種記念事業を計画。
 主な記念事業として、記念式典(2023年11月)の開催、記念誌の発行、記念碑(石碑)の建立を予定しており、地元住民向けの広報紙も発行している。

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⑦興除新田開発のおはなし

1.着工まで 120 年を要した 興除新田開発 〜都合 7 回の頓挫を経て〜 

 江戸初期に活躍した津田永忠(1640-1707)は、早くから旭西の児島湾北岸に広い干潟や葦原のある事に着目し、その開発を考えていた。しかし、船舶航行上の不便、用水・悪水処理(水利権)といった既住地住民の思惑(主に備中側)、備前と備中間の国境未確定、更に国境に関わる漁場争論(主に八浜村・妹尾村の漁民の紛争)等の複雑な諸問題が横たわり、諦めざるを得なかった。

 その構想は、次男梶坂左四郎景寛(津田八郎永元 1674-1754)が引き継ぎ、早くも享保5(1720)年に幕府から開発許可を得て着工したものの、諸事情で中止せざるを得なかった。(この時点において、新田開発は幕府主体との決定がなされ、着工まで変わらなかった。) 結果として、新田開発は梶坂の企画を含め、都合 7 回の頓挫を経て、100年後にようやく実現した。

 なお「興除」の地名は、開発工事中の文政5(1822)年、岡山藩儒者小原梅坡 (1775-1831)の「管子」の「興利除害」から命名された。文政6(1823)年に完成した備前岡山藩領「興除新田」は、「一番土手」と呼ばれる道路以西の区域までであり、「古地」又は「本村」と称する。

 

2.明治期の開墾 〜一番開墾と二番開墾〜

 明治期になると、干拓事業を「開墾」と称し、大きく分けて2期に渡り行われた。明治初期の「一番開墾」は、廃藩置県で家禄を失った士族に対する救済措置(士族授産)の意味合いが強く、当初2団体(伊木社・微力社)が開墾に名乗り出たが、諸事情で撤退した。この時期には、多くの人々が協力して開墾を行い、「二番土手」・「東畦桜通」と呼ばれる道路以西が出来た。

 明治中後期の「二番開墾」では、二番土手から更に東に開墾を進めたが、この時期からは実業家や大資本家が干拓事業を手がけたのが特徴である。

 

3.児島郡興除村の誕生と現在の姿 〜鶴崎地区・帯高地先の分村を経て〜

 昭和46 (1971) 年まで存在した「児島郡興除村」は、最初から一つの村として存在した訳ではない。 また、現在の興除地区(岡山市南区東畦・内尾・中畦・曽根・西畦)は、鶴崎地区(旧西畦)並びに帯江高沼(帯高)地先の倉敷市編入により、確定した。

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⑧kojo-kojo(興除向上)委員会とは?

「興除の先人への感謝」「次世代への魂の継承」を活動の精神の二本柱として、興除をあらゆる切り口で盛り上げていくために地元有志により立ち上がった委員会。
みんなが興除を知ることで、より好きになり、住んでよかったと思えるよう、しがらみのない自由な発想とチャレンジ精神をもって、あらゆる世代・地域などを乗り越え、興除を明るくするアイデアを実行していく。
今後100年以上、この活動が受け継がれていくことを目標としている。

〈kojo-kojoで大切にする5つのこと〉

1. みんな仲良く和を以て尊しとなすこと
2. 互いの働きに感謝を持ち合うこと
3. 悩みは一人でかかえないこと
4. 自由な発想とチャレンジ精神を制限しないこと
5. とにかく前向きに楽しむこと

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⑨感染症の拡大予防について

・稽古及び公演には安心してご参加いただけますよう、対策を強化します。
・会場にアルコール消毒液を設置、また施設内各所の消毒をします。
・必要に応じて扉や窓の開放を行うなど、十分な換気に努めます。
・必要に応じてスタッフ・出演者はマスク等を着用し、体調管理強化に努めます。
 ※マスクの着用は参加者の任意で、いかなる強制もいたしません。

 

 

 

➉チラシ(拡大表示は画像をクリック)

 

  募集ちらし表.png募集ちらし裏.png

 

 

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